PAUL POTATO JP ニュースレター vol.4

PAUL POTATOにご興味を持っていただいた皆様に限定情報をお伝えする「PAUL POTATO JP ニュースレター」第4回配信をお送りします。

PAUL POTATO最新情報

Makuake販売スケジュールが決定!9月までにお手元へお届けします

KUMADEでは皆様のもとにより確実にお届けすべく、関係各所とスケジュール調整を進めてまいりました。このスケジュールがほぼ確定したため、ニュースレターをご購読いただいている皆様にいち早くお伝えします。

Makuake販売スケジュール

Makuakeでの販売開始は7月9日(木)14時からに決定しました!申し込んだ皆様の手に届くよう十分な量をご用意いたしますが、数量限定の割引プランなどは人気が集中することが予想されるため、お早めにお申し込みいただくことをおすすめします。

申し込み締め切りは8月24日(月)の18時まで。申し込み受付終了後、PAUL POTATOを準備し速やかに梱包・発送する予定です。

なお、Makuakeではじゃがいもの種いもを同梱した「スターターセット」「こだわりセット」も限定販売します。園芸土をご用意いただければすぐに育てられるセットとなっているため、こちらもぜひご検討ください。

※PAUL POTATOは1段あたり12L程度の土が入ります。一般的な園芸土は15L袋で園芸店・ホームセンター・農協などで販売されているため、1段あたり1袋、4段の場合3~4袋を目安にご用意ください。

じゃがいも栽培ひとくちメモ

芽かきと土寄せ

今回の栽培ひとくちメモでは、じゃがいもの芽が出てからの手入れ「芽かき」「土寄せ」について解説します。

芽かき

じゃがいもは1つの種いもから複数の芽が出てきます。そしてじゃがいもの「いも」は茎が変化した部分であり、それぞれにいもが生まれることが知られています。

そのためそれぞれ1つのスペースで複数の芽を育てた場合、多くのいもができるぶん単体のサイズは小さくなってしまうのです。

このことからじゃがいもを育てる場合、元気な芽だけを残す「芽かき」をするのが一般的です。芽かきをすることで大ぶりなじゃがいもができやすくなるため、ポテトチップスやフライドポテトを作る目的の場合は手入れをすることがおすすめです。

ただし小ぶりなじゃがいもでもそのまま切らずにサラダに入れたり、つぶしてコロッケなどにするなど活用法は多彩です。また芽かきをすることで茎に断面を作ってしまうため、病害虫のリスクも考えられます。とくに仕事で忙しい場合など、あえて芽かきをせず育てる方法もあるのでそれぞれの状況に合わせて選んでくださいね。

土寄せ

じゃがいものいもは日光に当たると緑色に変色してしまうことがあります。このとき、じゃがいもの芽と同じく「ソラニン」「チャコニン」といった有毒な成分が生成されてしまうため、日光に当てないようにすることが重要です。

そのためじゃがいもを育てる場合、周りの土を茎周辺に集める「土寄せ」をすることが多いです。もしくは黒いビニールをかぶせる「マルチング」という作業をすることもあります。PAUL POTATOなどプランターの場合はなかなか難しいですが、栽培途中に気になったら土を追加してみるのもよいかもしれません。

じゃがいも品種紹介

インカのめざめの派生種・インカルージュ

今回は「インカのめざめ」「普賢丸」という2種類の品種をご紹介します。

インカのめざめ ほか

主な栽培時期:春

濃厚な甘さが特徴の品種で、2001年に品種登録されました。全体的には小粒なじゃがいもで、南米アンデス由来の種から日本向けに改良されたことから名づけられました。北海道中心に栽培され、「希少種」として近年有名になりつつあります。

その甘さや黄色い断面から「栗」「さつまいも」にも例えられ、スイートポテトやアイスクリームといった甘さを生かしたお菓子に適しています。また油料理にも向いていることから、お子様にとって夢中になる品種といえるでしょう。また皮が赤い「インカルージュ」など、特徴的な派生品種が展開されています。

ただしモザイク病(葉が斑点上に変色する病気)やジャガイモシストセンチュウに弱く、害虫対策や連作(同じ土で続けてじゃがいもを育てること)には注意が必要です。

普賢丸

主な栽培時期:春・秋

「雲仙普賢岳」が名前の由来の通り、長崎県で開発された比較的暖かい地域向けの品種です。やや煮崩れしやすいですが、つぶすことで粘りが出るのでマッシュポテトなどにも利用しやすい品種です。また乳製品との相性もよいことが特徴で、ポテトグラタンなどにもおすすめ。

普賢丸の特徴として、じゃがいも畑に大きな被害をもたらす「ジャガイモシストセンチュウ」に強いことが挙げられます。一方で青枯病という、ナス科を中心に様々な植物を枯らす病気に弱いことが難点です。

今回のニュースレター配信はここまでです。次回の配信は直前号として、PAUL POTATOの仕様について詳しく見ていきます。ぜひお楽しみに!